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2026/06/26

【今日の本#5】凍りのくじら

【今日の本#5】凍りのくじら 画像

アジアホームズ高橋です。

毎週金曜日は最近読んだ本や行った建造物をご紹介するブログです。

最近ハマっている文芸評論家の三宅香帆さんのYouTubeで紹介されていたこちらの本をご紹介します。

少し厚めですが、移動時間に読んで、読んだ後の満足感たるや。

「少し・不在」な私を照らす、「少し(S)、不思議(F)」な物語。

辻村深月さんの『凍りのくじら』です。

内容について触れるとネタバレになっちゃうので難しいんですが、プロローグとエピローグも合わせて12章に分かれているお話なんですが、後半になるにつれて怒涛の面白さ。

毎晩・毎朝、読み進めちゃうほどに夢中になりました。

最近、結構話題だった『傲慢と善良』という本も終盤にかけてどんどん面白くなっていったんですが、『凍りのくじら』は個人的にはもっとゾクゾクっとする面白さでたまりませんでした。

『凍りのくじら』は、主人公の芦沢 理帆子さんの高校生活やら恋愛やら悩みやら、自分自身とはかけ離れているのになんだか理解出来てしまう心情の描き方が本当に面白いです。

読んでいると微妙に「あれ?」ってなる部分があるんです。

ただ、ほんのわずかな違和感なので勝手に納得しながら読み進めてしまいます。

そこが実は重要なポイントだったりする、予想出来そうで出来ない伏線があるような感覚で、エピローグを読み終えたらすぐにプロローグから読み直したくなるほどに面白かったです。

日本国民全員が知っている「ドラえもん」とそのひみつ道具が各章のタイトルになっていて、馴染み深いようで、そんでもないような。

内容について語りつくせないのが悲しいので、皆さんぜひ読んで、感想を語らいあいましょう。

【アジアホームズ 髙橋 大佑】

投稿者:高橋大佑

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